緑風庭 〜第一章〜時季の庭 四季のかげを追い続けて…

福井市 境界を遮蔽する〜青竹を用いた建仁寺垣で美しい景観を作りました

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竹垣工事の事例をご紹介します。

境界沿いの土留め部分のリフォーム工事で、新規にL型擁壁を据えた上に青竹を用いた建仁寺垣を設け、風情のある和の景色を造り出しました。


Before|After


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施工前、境界には目隠しの生垣がありましたが、老朽化した土留めを擁壁に作り替えた際に生垣も取り払ったため庭が丸見えになってしまいました。
そこで、外からの視線を遮る遮蔽垣を設けることにし、建仁寺垣を施工しました。

境界など長い距離を遮蔽するとき、選ぶ素材によって景観は大きく変化します。
自然素材である竹で作られた垣根は自然に風景に馴染み、背景として庭をひきたてるとともに、その変化はゆったりとした時の流れを感じさせてくれます。


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割った竹を立子として平らに並べ、竹の押縁(おしぶち)を横にとりつけて縄で結んでいます。
建仁寺垣には真、行、草の形式があり、最もよく見かけるものが、このように最上部に押縁、笠竹をかけた真の建仁寺垣です。
建仁寺垣は竹垣の中では基本となるポピュラーなものですが、この垣根を美しく仕上げるためには、竹の割り方、節の位置のバランスなどに注意が必要で、難しい竹垣でもあります。
こちらの垣根は立子を直接土に差し込まず、差石を据えました。


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施工中の様子です。
角柱を親柱と間柱に、杉材を胴縁に用いています。
右は親柱に胴縁を取り付けた様子です。この胴縁に割竹の立子を仮止めし、横に渡した押縁で押え、玉縁(たまぶち・最上部の押縁と笠竹)を取り付け、仕上げて行きます。


 
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