緑風庭 〜第一章〜時季の庭 四季のかげを追い続けて…

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ホームページをご覧頂きありがとうございます。緑風庭の中村と申します。
このホームページは2019年11月にオープンいたしました。今まで施工事例でお伝えしてきましたが、スタッフブログはなかなか更新ができず、月日が経ってしまいました。
この度、改めてスタッフブログを少しづつ更新していこうと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

霊園近くの山林の伐採・造材・引き出し・運搬工事を行いました。
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雪害により折れたスギが墓石を直撃して、掛かり木になってしまった状況になります。
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風倒木の二股に分かれた太い枝がスギの木に丁度引っかかってしまい、非常に危険な状況でした。
このような状態の支障木を放置してしまうと、最終的に朽ちてきて落下する危険性があります。

緑風庭では庭の仕事に限らず、山林での伐採や、支障木の処理なども承っております。
他にもお庭に関する様々なご相談をお受けいたします。どうぞお気軽にお問合せください。

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伐倒作業の状況です。
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伐採して一番玉、二番玉(※)と造材した状況になります。切り出した材は集材して運搬します。杉の木11本分でこれくらいの量になります。

※「一番玉」、「二番玉」とは?
立ち木を伐採して最も根本に近い材のことを「一番玉」と呼びます。そして、上へ行くにしたがって二番玉、三番玉…と呼ばれます。

[2021/02/03]一年越しの… 

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2020年の4月に軽トラックをいれかえて、約1年越しに社名をいれました。 
街で見かけた際は、どうぞよろしくお願いいたします。

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京都の安広刃物さんから「新型の鋏を考案したで〜」と一報があり、鋏の写真が送られてきました。
その独創的な形状に驚かされると共に、神秘的な意匠に魅了されました。
蕨手の良さとキリバシの良さ、両方を兼ね備えた形に可能性を感じます。
出来上がりが楽しみです。

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福井市山林伐採工事の続きです。  
杉伐採、造材、引き出しを終えて、風倒木の処理を行いました。
上の写真をご覧いただくと、直立した杉に対して雑木が引っかかってしまっている様子がお分かりいただけるかと思います。今回はこちらの風倒木の処理を行いました。


伐採動画 (2)調整
伐採動画
無題
杉に干渉して風倒木に圧縮力がかかっているので、ガイドバーが挟まれにくいV形カットで処理しました。
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処理した風倒木の造材状況です。
こんにちは、緑風庭 代表 中村です。
緑風庭では、造園工事・維持管理、高木維持管理・特殊伐採の他にも、以下の動画のような山林作業も行っております。
造園に重きを置き、時代の流れを捉えながら、林業に転進したのが4年前…、現在は造園と林業の2本柱に定着しつつあります。

今回は他社さんの山林現場で、集積した用材をグラップルにてトラックに積み込む作業を行いました。
グラップルのオペレーターは、緑風庭スタッフ 前側です。

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安広刃物さんから届いた瓢箪型蕨手です。
握った感じですが、瓢箪のうねりが手に非常に馴染み、さらに従来型蕨手よりも反りが強く、手と一体化するような面白い感覚でした。
裏スキ(※)は恐らく自分が知っている限り、日本で一番深いものではないでしょうか。
使用鋼はS50C。青紙、白紙、黄紙でもなく、最終的にS50Cに落ち着いた経緯は、
・何と言っても一番刃こぼれがしにくい。
・枝を切ったときに手に伝わる衝撃が少ない。
というところではないかと自分は思いました。
京都の庭師が30年現役で使っても刃こぼれしない鋏もあると聞きます。


安広さんの鋏を長年使用していますが、素晴らしいと思うのが、
・枝への食い込みが良く、枝を鋏でくわえると、枝が逃げることなく切れてくれること。
・使用することによってカシメが自分の手癖で緩み、切ることによって研ぎがかかるので、砥石で研ぐ必要がない。
というところです。

「砥石で研がないでほしい。使えばカシメが自分の手癖で緩み、勝手に研ぎがかかる。緩んでナンボの鋏やから。」
と、安広さんは言います。
長年の創意工夫によって生まれたこの瓢箪型蕨手。工夫されている理由になかなか気づけないほど、精巧な作りとなっています。京都の野鍛冶たちが長年に渡って研究し、連綿と続く創意工夫の末に生まれたものがこの鋏なのでしょう。


※裏スキ…鋏の刃と刃の間に入っている隙間のこと。

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南天は古より「難を転じて福となす」役木として植栽されてきました。
庭木を撤去し、敷砂利施工が増える中、「表鬼門(北東)・裏鬼門(南西)に南天だけは植栽して欲しい」、という依頼はあります。
時代は変われど、南天を植えるという風習は受け継がれているような気がします。

そこで、緑風庭なりの令和時代の庭に調和するような、南天植栽の姿を形にしてみました。
石には直径約20cmの穴を空けて、地植えと同じ状況を作ってあります。
根本には杉苔をはり、山肌の石から実生で生えているような様子を再現しました。

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山林現場での積み込み、運搬作業のご紹介です。

いつもお世話になっている林業会社さんの現場にて、フォワーダー(青い重機)を使用して、伐採して造材した用材を4tトラックに積み込み運搬している状況です。
この用材は福井の県産材として活用されます。

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[2021/05/21]a year later...

Before|After


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2020年5月に撮影一年後… 成長した杉苔は美しい目地苔とし馴染んできました。
Before|After


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2020年5月撮影杉苔、ベニシダ、セキショウが活着(地面にしっかり根付いた)したことにより、作為が打ち消された感じがします。
Before|After


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2020年4月撮影一年後… タイムが自然な広がりを見せ、石の力強さを程よく緩和し調和してくれています。
板塀に瓦を載せるための下地材を取り付けている様子です。今回は板塀の全長が長くなるため、木材を継ぐ必要がありました。
突付けで継ぐと横揺れやねじれに弱くなってしまうため、引張力に対抗できるように考案された継手「腰掛け鎌継ぎ」という継手技法を用いました。

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腰掛け鎌継ぎの墨付けです。細工が終わり木材を組みます。
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上から見た様子です。
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継手を組み終えた状況です。
この工事の詳細は施工事例のページにて後ほどご紹介いたします。
建仁寺垣の割竹のかきつけ状況です。
棕櫚縄のかきつけだけでは割竹が動くので下段2段目に忍び竹(細割竹)としてアルミ平板を忍ばせました。
親柱、間柱、胴縁はアルミ材というハイブリッド仕様です。
時代の流れと共に建仁寺垣の形も、忍び竹の形も変わろうとしていますが、竹垣としての神髄は変わらないように思います。

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忍び竹を押縁で隠した状況です。この竹垣工事の詳細は施工事例で後ほどご紹介いたします。
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